2024/07/08 02:36

ジビエレザー、今では割と聞くことも増えたのではないでしょうか。


そう、私が初めてジビエレザーに携わったのは10年ほど前。
それ以前から「もったいないもの」に焦点を当てた現代アート作品を創作発表してきた私ですが、別の仕事の際にふとしたきっかけで私自身も銃を所持することになりました。



それ以来、冬季は週に5日ほどは雪山で過ごす日々。
野生動物や厳しい自然環境にどことなく安らぎを感じる中で、「やっぱ一番怖いのは人間だな。。」としみじみと感じました。

山の中で獣と間違えられて銃を向けられたり、
勝手に人の育てている木にワイヤーを巻いて枯れさせたり、
有害鳥獣駆除の報酬目当ての自分をやけに正当化したり。

昨年は私の町で捕獲された個体は360頭ほど。

そのうち食肉として精肉加工されたものは20頭だけ。
それ以外はお寺で供養という名の焼却処分。

私は捕獲0頭。
それでもこの数字です。
狩猟者の報酬になっているのであれば勿体なくはないのかもしれないけど、命まで使い捨てにするのはイマイチ腑に落ちません。

まだまだ課題の多い狩猟業界ですが、そのぶん伸び代があるということでもあります。




そんな思いを胸に、

一連の流れ全てに関わり監督してきたジビエレザーの発売を開始致します。

・コバの磨けるディープタンニング(深鞣し)のディアスキン
・植物性タンニン鞣しのツキノワグマ
・季節ごとに異なるワイルド・ボア

先行してサンプル帳の予約販売も行います。
ご希望の方はお手数ですが以下よりお問い合わせくださいますようお願い致します。

〈お問い合わせ先〉
Eメール:komatsuleather@gmail.com
または「CONTACT」より